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 鍵と錠前のなんでも相談室

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鍵と錠前・防犯についての相談・ご質問にお応えします。

相談・ご質問は、 key@azumaya.cc
 でも受け付けております。

但し、e-mailは、防犯上の配慮から、一般的な内容にとどめてください。

プライベート情報を含む相談・ご質問は、

電話 045−595−2269 にて受け付けております。
 防犯上、悪用のおそれのある質問には、一切、お応えできません。



 ◎ 泥棒の手口もいろいろで、どんな鍵が良いのか。
 ◎ 価格の高いもののほうが、防犯性能も優れているのか。
 ◎ オートロック付マンションの共用玄関の鍵が頻繁に壊れる。
 ◎ 建築中に使っていた鍵を、入居後、換えなくてもいいか。
 ◎ オートロック付マンションの鍵は安全か。



 ◎ 泥棒の手口もいろいろで、どんな鍵が良いのか。 
【 質 問 】  防犯対策をしたいが、『ピッキング』『カム送り』『サムターン回し』『バンピング』と泥棒の手口も、いろいろ出てきて、どんな鍵にしたら良いのか、わからない。
【 回 答 】  シリンダ交換をお考えなら、元々の錠前の防犯性能に限界があるので、CPマーク表示がある錠前(CP錠)への交換をおすすめします。
 CPマークは、
官民合同会議 の防犯性能試験に合格した製品に表示されています。

  
    CPマーク
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 ◎ 価格の高いもののほうが、防犯性能も優れているのか。 
【 質 問 】  ホームセンターやHPを見ていると、鍵の値段もさまざまで、どんな鍵にしたら良いのか、わからない。
 やはり、価格の高い鍵のほうが、防犯性能も優れているのか。
 
【 回 答 】  シリンダ単体で見たときには、価格と防犯性能は、必ずしも一致しない。
 一般的に、価格は、防犯性能でなく、製造コスト・流通コストなどで決まるので、低価格で防犯性能に優れた製品もある。
 また、防犯性能は、シリンダ・錠前の基本構造や方式により、一長一短で、単純に比較できない。使用条件によっても、要求される防犯性能は異なるので、一律に防犯性能を比較することは困難だ。

 ただし、同じタイプの一般錠とCP錠では、防犯性能に優れたCP錠の方が高価格だ。
 CP錠は、防犯性能を上げるために特別な部品や構造を採用しているので、当然、価格も高くなる。また、CP錠が本来の性能を発揮出来るように取り付けるには、専門知識と技術も必要になるので、取り付け費も、一般錠よりも若干かかる。しかし、近年の窃盗被害の増加を考えると、性能対費用比率はCP錠が優れているのではないか。

※ CP錠とは、官民合同会議の防犯性能試験に合格した防犯性能の高い錠前です。
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 ◎ オートロック付マンションの共用玄関の鍵が頻繁に壊れる。   
【 質 問 】  管理組合の理事長だが、オートロックのマンションの共用玄関の鍵が、頻繁に壊れる。故障中は、自動ドアにしているが、修理のために一ヶ月ぐらい自動ドアの状態になっているので、防犯上も、故障しないようにしたいが、「世帯数が多いので、摩耗が早い」と言われている。諦めるしかないのか。 
【 回 答 】  第一に、故障を減らすこと。第二に、修理期間を短縮すること、の二つの対策を検討することが必要だ。
 共用玄関では使用頻度が高いので、摩耗による故障は避けられない面もある。また、防犯対策で、精度の高い鍵の採用で、エントランスのトラブルも増加している。しかし、世帯数が多いことだけが原因か。 
 粗悪なコピー鍵が、原因のケースも少なくない。実際に、管理組合でメーカーの純正鍵の使用を徹底しただけで、故障が激減した例もある。他にも、鍵穴への注油が、原因のケースもある。頻繁に使用するからという理由で、注油したために、摩耗を促進したり、内部の動作不良をまねき、故障するケースもある。
 まずは、故障の原因を調べ、適切に対処して、故障を減らす事が先決だ。
 それに加えて、使用頻度の高い共用部の予備部品(シリンダ)は、備えておく必要がある。

 他の対策として、鍵にICチップを入れたノンタッチキーやFeliCaなどを採用するマンションも増えている。費用は掛かるが、世帯数が多い場合には、これら非接触タイプの認証システムは効果的だ。その上、故障対策だけでなく、宅配ボックスと連動させるなど、利便性と資産価値の向上に成功した例もある。
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 ◎ 建築中に使っていた鍵を、入居後、換えなくてもいいか。 
【 質 問 】  新築住宅を購入し、建築中に見学に来たら、いろいろな業者が同じ鍵を使って出入りしていた。
 入居後、鍵を換えていないが、不安はないか。
【 回 答 】  一般的には、信頼できる施工業者であれば、『コンストラクション・キーシステム』を組み込んでいる。また、各サッシメーカーも、このシステムが標準になってきた。
 この『コンストラクション・キーシステム』は、工事中の現場への侵入・イタズラ等を防止し、引き渡し後には、工事用の鍵を使用できなくする『キーシステム』の一つだ。
 ビル・マンションなどで、工事中に必要な錠前を同じ鍵で施解錠するために、工事中は、工事用の鍵(コンストラクションキー)を使用する。
 これは、工事完了後、業者が解除装置を使って、システムを解除するか。または、入居者が、専用の鍵で解錠すると自動的にシステムが解除される。そして、工事用の鍵は使用できなくなる。
 このシステムを組み込むことによって、工事後の鍵の回収や複製鍵によるトラブルを防止できると同時に、錠前(シリンダ)交換をせずに、鍵を換えられるので、低コストになる。
 もし不安なら、施工業者等へ問い合わせてはどうか
。 
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 ◎ オートロック付マンションの鍵は安全か。 
【 質 問 】  オートロック付マンションに住んでいる。すべての部屋の鍵で、共用玄関を開けられるので、他室の鍵で、自室を開けられないか不安だ。 
【 回 答 】  いわゆる「オートロック」は、『逆マスターキー・システム』と言うが、このシステムのルールをきちんと守っていれば、安心だ。
 一本の鍵で、複数の錠前を開けられる鍵を『マスターキー』と呼ぶのに対し、一つの錠前を異なった複数の鍵で扱えるようにするキー・システムをマスターキーとは逆の働きをするので、『逆マスターキー・システム』と呼ぶ。
 オートロック付マンションでは、自室の鍵で、複数の共用扉などの錠前を開けられるので、『マスターキー』を連想し、不安に感じる方も少なくないが、正しく設計された『逆マスターキー・システム』では、他のシステムを組み込まない限り、居室用の鍵で、別の居室を解錠することは出来ない。

 諸外国では、錠前メーカーから供給される部品を使って、ロック・スミス(鍵屋)が、オートロックやマスターキーなどのシステム設計・製作・管理を行っているが、日本では、錠前メーカーによるシステム設計・製造・管理が一般的だ。

 例えば、美和ロックでは、全国のシステム情報を一元管理し、同じ鍵が発生しないようにするなど、システム設計をおこなっている。さらに、みなさんの大切な鍵のデータは、万全の警備体制の下で、安全に保管されている。
 いずれにしても、鍵の交換などをする場合は、信頼できる鍵屋に依頼し、錠前メーカーのシステム管理から外れないようにする事が大切だ。
 
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